2005年02月18日

清水式広報論 地域活性化編 3−1.【ギネス記録挑戦会で地域活性化 実例検証】人口の9分の1が参加したイベント!

さて、ギネス記録挑戦会を行って地域活性化を図った事例を検証してみましょう。


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【最大規模のごみ拾い】69,339名が参加 愛媛県松山市
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愛媛県松山市では、毎年「わたしたちのまちは、わたしたちの手で美しく」を合言葉に、市民参加型の市民大清掃事業を行われています。

29回目にあたる2004年は、2003年7月に施行した「松山のまちをみんなで美しくする条例」施行1周年を記念し、「ごみ拾いでギネスに挑戦」と題し、市民大清掃事業を行われました。

上述のように、毎年「ごみ拾い」イベントを行っておられるのですが、2004年は特別バージョン「ギネスに挑戦!」です。

ごみ拾いの規模を競うギネス記録があり、それまでは、1993年に米国カリフォルニア州で行われた、5万405名のごみ拾いイベントが最高記録でした。


松山市では、この記録を塗り替える記録挑戦になるわけですが・・・





恒例イベントには、プラスの側面とマイナスの側面があります。

プラスの側面としては、「おなじみ感」です。
参加者(要するに市民ですね。)としては、「あ、いつものアレね。もうそんな時期?今年もまた行きましょか・・」と、気軽に参加することができます。
また、文化として根付くことで、マスコミでも取り上げられやすいといえるでしょう。
その他、毎年同じことを行っているので、要領が得られ、PRや運営の費用や労力が削減できる・・など、様々なプラス要素が考えられます。

一方、マイナスの側面もあります。
いちばん大きなマイナス要素は「飽き」です。
プラス要素の「おなじみ感」と表裏一体なのですが、「今年はまぁいいっか」となってしまうこともあります。
これは避けられないことなので仕方がありません。

でも、それを見越して手を打つことができればどうでしょう?

たとえば、恒例に実施しているイベントで数年に1回「今年はギネスに挑戦!」としてみる・・・なんてのは効果があります。この松山市も、そうですね。
参加動機をこちらから作ってあげるのです。


ちょっとした要素を加えることで「え!!そうなん?オモシロそう」となります。

どちみち毎年実施しているイベントですので、予算・労力は例年と変わりません。
変わるのは「今年はこのイベントの規模をギネスに申請する」ということだけです。
ただそれだけのことで、集客率も大幅に変わってきますし、パブリシティ効果も断然違ってきます。


松山市では、例年からこのイベントへの参加者は多かったそうですが、「ギネスに挑戦」を謳った2004年には、より多くの参加者があり、結果的に人口の9分の1の参加者があったそうです。


恒例イベントのマイナス要素対策として、「ギネス記録挑戦」を謳うのは効果大!といえるでしょう。




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