2005年02月03日

清水式広報論 地域活性化編 1.【ギネス記録挑戦会が地域活性化に"超"効果的】

地域活性化に携わるボランティア団体や、商工会、商店街は、いつも頭を悩ませています。
特に地方では少子老齢化が進み、「何をやってもウンともスンとも言わない」状態なこともあるでしょう。

地域活性化とひとことで言っても、様々な切り口がありますので、「○○をやれば地域活性化につながる」とは言いにくいもの。
観光客増・地場産業の活性化・特産品の普及・人口増・・・切り口を挙げればキリがありません。

でも、ひとつ共通していえることがあります。
地方でも中心地でも、町の人々、特に地域活性化事業に携わる方々が口をそろえて言うことがあります。
それは、「○○町を全国に発信していきたい!」ということです。

なるほど。納得します。
「全国に発信する」ということは、町についての価値や情報を全国に正確に伝える、ということ。
そのベースがなければ、どんなによい観光資源を持っていても観光客の増加には繋がりませんし、優秀な地場産業があっても受注に繋がりません。特産品も同様です。結果として町に経済的・人的流通は生まれません。

ということは、地域活性化と地域のプロモーションは密接な関係があるということ。
当然ですね。企業の場合と同じです。




地域の中にある資源を「情報」として伝え、受け取る側が情報を正確に受け取った時点ではじめてそれは価値にかわります。

つまり、情報が伝わっていないと、何にもはじまらないのですね。

その「情報を伝える」ということは、プロモーションということもできますが、なかなかそこが難しい。
「プロモーションって言っても何をやればいいの?」という感じでしょう。

でも、思いませんか?
「この町には、すばらしい観光資源がある。もっと多くの方に知ってもらいたい。そしてもっと多くの方に来てもらいたい」

そのためには、プロモーションが必要ですね。知ってもらうことからはじめなくては。

どうしても「難しい」と感じてしまうのですが、コツさえつかめばそれほどでもありません。
なぜかというと、プロモーションの成功の鍵は「ネタ」にあるからです。

そして、ネタがよければ、【はじめに】で書いたように、マスコミに情報提供することによって、「どんどんマスコミで報道される」という状態になることも可能です。

さて、よいネタとはどんなネタでしょう。
もちろん、マスコミにとって価値があるネタです。
そしてそれは、マスコミの向こう側にいる読者視聴者にとって価値があるネタです。

よくいわれるのは、ニュース素材としてよいネタは、

・ニュース性がある(ビックリが潜んでいる)
・目新しさがある
・社会的に価値がある

というものです。
もうすこし掘り下げて考えてみると、

ニュースのキーワードとしてまず考えられるのは、

「一番」と「はじめて」です。
世界初・日本初・業界初・もっとも大きな・もっとも小さな・もっとも早い・もっとも優れた・・・・などです。


マスコミがプレスリリースを見るときに、一番最初に見るのはタイトルです。
内容なんてじっくり読んでいるヒマはありません。
タイトルとリード文(導入の部分)を読んで取材に行くかどうかを決めるのです。

ある記者がこのように言っていました。
「タイトルに”一番”とか”はじめて”が入っていると、やっぱり取材したくなりますね」と。

一種の条件反射のようです。


これは企業に限ったことではありません。
地域活性化のイベントだってそうです。
また、地域情報だってそうです。

今、この段階で「一番」や「はじめて」がなければ、作ってしまえばいいのです。

たとえば、
「人文字で世界最大の国旗を作ろう!〜世界平和を○○町から発信〜」
「世界最大規模のお味噌汁イベント〜京都の本格味噌をお披露目〜」
「世界最長のきしめんに挑戦〜名古屋のきしめんを全国に発信〜」


このような、「世界一」に挑戦するイベントを行うのです。
当たり前ですが、そうすれば、ニュースの中に”世界一”というキーワードが入り、ほぼ間違いなくマスコミの取材を受けることができます。

各市町村では、地域活性化事業として毎年様々な事業を行っています。
あたらにイベントを企画するのではなく、「市制○周年記念イベント」や「○○町の日」など、毎年行うイベントをこのようにちょっと変化させるだけで、驚くほどのプロモーション効果が得られるようになります。

そのほかにも、「ギネスに挑戦!」だからこそ得られる効果がいくつかあります。
次からは、「ギネス記録挑戦会」が地域活性化にどのような変化をもたらすのかについて、具体的に説明していきましょう。




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