2004年12月15日

【日本の鉄道(ロープウエイを除く)全線全駅下車最速記録】ギネス申請が個人の人生を変えた?!

ここ数日、【NTT西日本兵庫支店一晩で世界一多く放映されるCM プロモーション続報】としてレポートしていましたが、そろそろ見ている方も飽きる頃でしょうから、ちょっと話題を変えます。


少し前に、【JR線全線全駅初下車記録 見事ギネス認定!】として、鉄道ファンである杉原巨久さんが”JR線の乗下車を繰り返し、なんと、「全駅乗下車」を達成してしまいました”というお話をしました。

参考・・>>
http://blog.sekaikiroku.com/archives/8836256.html


この方は、最後の駅に降り立ったとき、記録申請をしたとき・・・
などと、段階を追って、ご自身でプレスリリースをされていたのですが、
それが爆発的なウケ様。

ジャンジャンとメディアで紹介され、挙句の果てには、テレビに出演したり、超想像以上の効果でした。
(ご本人は、もともと有名になることを狙ってのギネス申請ではなく、”せっかくやったんだから、ギネスに申請してみようかな。せっかく申請したのだから、メディアの方にお知らせしてみようかな”というようなノリでした。)


少し前のことですので、マスコミ関連のWEBサイトはすでに削除されているものばかりなのですが・・
こんな風にいろんなWEBサイトで紹介されています。

http://www.geocities.jp/kiemon5/zenekiriyo.html


●JRの次は”日本の全鉄道”?

そしてこの「JR線全線全駅初下車記録」の申請の準備を当社で進めているあいだ、
じつは杉原さんは、「JR以外の鉄道」にも乗り降りを繰り返されました。

そして2003年10月19日、JRの全駅も含めて「日本の鉄道(ロープウエイを除く)全線全駅下車」を達成。
すべてあわせた期間は、1999.6.2(水)〜2003.10.19(日)、4年4ヶ月17日(この間暦日数1,601日)、所要日数490日。

最終駅である、えちぜん鉄道勝山永平寺線 勝山駅に、2003年10月19日13:22に到着し、
ロープウェイを除いた、日本の鉄道全駅下車を達成されました。

総駅数は9,649駅です。
(申請の際、日記を翻訳するのがじつはとっても大変でした。)


この記録をギネス社に申請したのは、2004年4月22日のこと、
今、ギネス社からの返事を待っているところですが、

申請をした後に、杉原さんがいつものようにマスコミに対して、
「このような記録申請をギネス社に対して行いました」と、
プレスリリースを配信されました。


その結果・・・・
言うまでもありませんが、驚くばかりの効果です。
下に一例をご紹介しましょう。


福井新聞・・>>
http://www.fukuishimbun.co.jp/jp/k-fuku/k-article28.htm

福井テレビ・・>>
http://www.fukui-tv.co.jp/cgi-bin/news/user/newsdetail2.cgi?year=2003&month=10&day=19


その他にも、雑誌などバラエティにとんだ媒体で紹介されていました。



記録の詳しい内容は、当社のWEBサイトで紹介しています。
・・>> http://www.sekaikiroku.com/now/040420.htm



●杉原さんに学ぶ、個人のプロモーション成功解析

このときは、杉原さんがご自身でプレスリリースを作られました。

杉原さんは、まったくの個人の方です。(ん?何かヘンですね。でもニュアンスが伝わればいいです。)
杉原さんが書かれたリリース、私もいただくことがありましたが、
それはそれは、自由奔放なリリースです。
つまり、リリースの基本に忠実に・・・というようなものでは無かった、ということです。

これは考えてみれば当然で、ご本人はおそらくマスコミへのプレスリリースの経験が無かったのだと思います。


ところが、このリリースが大ヒット。
一連の記録挑戦を通じて何回かリリースされていますが、
100発100中大ヒット、と言っても過言ではないでしょう。


なぜか・・・
実は私も過去に、”いくらプレスリリース流しても全然効果がない”ということを経験したことがあります。ですから、この”大効果”には興味深々です。

おそらく、最高のヒット要因は、”ネタ”でしょう。
(これは、毎日言っていることですが・・・)

でも、企業からの発信ではなく、個人発信の、この杉原さんのリリースで、
気づいたことがありました。

それは、
”全くいやらしくない”ということです。

リリースを作るときには、”マスコミに取り上げられたいな”という気持ちが働いてしまうものです。そもそもそれが目的なのですから、当然ですね。

でも、その気持ちがリリースに反映されてしまってはどうでしょう。
採用される確率はグンと下がります。記者の方の気持ちになってみればわかりますね。

私も、”取り上げてくださ〜い”というミエミエのリリースを書いてしまったことがあります。
これでは取り上げられるわけがありません。


杉原さんのリリースはどれも、
”こんなことをやりましたので、お伝えします”のように、
自身の業績が、もしかしたらマスコミ関係者にとってグッドニュースかもしれないからお知らせします、というスタンスで書かれていたように見えます。

プレスリリースが効果を発しないときには、
「私は、私は・・」と、自己中チュウなリリースになっていないか、
「すごいでしょ、取り上げてくださ〜い」と、クサいリリースになっていないか、
いちど基本に戻って厳しくチェックしてみることも大切ですね。


●杉原さんの記録のゆくえ

これからギネス社で審査が進むことでしょう。
ギネス社から連絡があれば、またアップしたいと思います。



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