2004年11月30日
【一晩で最も多く流れたCM】いっせい露出と話題性の相互効果を狙え!
2004年1月14日、テレビ東京(日本)は、(株)リクルートが運営する転職サイト「リクナビNEXT」のCM・全21タイプを6時間ですべて放送するというギネス記録に挑戦しました。
こんなギネス記録もあるのです。
ギネス記録って面白いですね。
しかも公式ルールなるものもあって、
ルールでは「一晩で最も多く流れたCMのバージョン数」が記録になる、とされています。
しかも、”一晩”とは”8時間”とのこと。
つまり、リクルートさんは、今回(といっても少し前ですが)
6時間で21タイプのCMを投下したのですがギネス記録としては、
それも”8時間以内で21タイプを放送した”となるわけです。
(余談ですが・・)
<参考>
テレビ東京:
http://www.tv-tokyo.co.jp/corporation/
株式会社リクルート:
http://www.recruit.co.jp/
リクナビNEXT:
http://next.rikunabi.com/現在会員数88万人を超える、日本最大級の転職サイト
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さて、このギネス記録、まあ規模も大きいですので、
それなりの費用もかかるわけですが、
使い方によっては、相当の効果が得られます。
理由はふたつあります。
●ひとつは、ルールが簡単であること。
つまり、”8時間以内”に放送するCMのバージョン数が現記録をうわまわっていれば、
かならず認定されるということ。
難しい決まりはありません。
単純であること。これはイベントなどをするときに成果が予測できるので重要ポイントです。
広告代理店がクライアントにキャンペーンを提案する場合、
クライアントにウンと言わせられないケースが多いようです。
このように、”これならギネス記録を取れますよ”と言えるキャンペーンなら、
クライアントもきちっと判断できますね。
●そしてもうひとつはCMを使っているので認知度を一気に高められること
この記録に挑戦するとなると、相当な量のCMを投下することになります。
しかも、ルールで”8時間以内”と決まっているので、
当然のことながら8時間以内に同じチャンネルで放送することになります。
こんなに短時間で同じ商品(またはサービス)のCMがガンガン流れたら、
いやでも意識下に落とし込まれます。
一般に、人は同じことを6回聞いて60パーセント理解する、
といわれていますが、逆に、このくらい情報を聞かなくては全然覚えていないということですね。
●露出量と話題性の相互効果を狙え!
さて、このキャンペーン。
もしあなたが行なうとしたらどういう方法がいちばんよいかを考えてみましょう。
まずは、事前告知を徹底します。
「○月○日にCM投下量でギネス記録挑戦をします。××という商品のCMを△バージョン流します」
ということを徹底します。
ここではギネス認定を受ける受けないに関わらず、話題性を興すことが目的です。
「へぇ、ギネス記録だって。どんなCMだろう」という意識を持たせることができれば成功です。
そして、CMを全タイプ見てもらうように工夫してもいいでしょう。
たとえば、全タイプのCMで登場人物を変えて、
その登場人物をクイズにして、プレゼント企画をする・・などです。
これは、全部CMを見てもらうためにやることで、ギネス申請とは関係ありません。
「全部CMをみたらコレが当たりますよ」
といってあげることで、行動を促します。
こういうふうにしておくと、消費者がキャンペーンに参加しているかんじになりますから、
真剣に見てくれる分、記憶にもしっかり残りますね。
告知にはプレスリリース(メディア活用)や事前CM、折込チラシなどを活用します。
これで事前対策はバッチリです。
そして当日。
全タイプのCMを流すのみです。
事前告知がしっかりできていれば、多くの方が興味を持ちますので、
自社(製品・サービス)の認知度もグンと高まります。
その後スグに報告リリースを打ちます。
「昨日行なったキャンペーンの結果、現在のギネス記録を超すことができましたので、これから申請の準備をはじめギネス申請します」というかんじです。
これも、実は認知を定着させる効果があります。
そしてギネス申請を行なった段階・ギネス社から認定書が届いた段階でも、お知らせリリースをします。
あまりくどくなるといけませんが、事前告知リリースをしているので、しっかりと最後まで状況を知らせることは必要でしょう。
このキャンペーン、自社(商品・サービス)の認知には、最高の手段と思います。
CMでの大量露出と話題性を組み合わせる。
そこでメディアを徹底的に活用する。
決め手は”ギネス記録挑戦します”というキーワード
このキーワード、やっぱりすごい効果があります。
(今まで書いてきた方法(相互効果)は、単に”私ならこうするなー”というもので、
リクルートさんが実際に行なった広報とは関係がありませんので、ご了承を。)

